10月21日、党帯広市議団、町議ら19人が、足寄町と鹿追町を視察しました。
足寄町では、カラマツ林地残材を原料としたペレットを生産している『芽登木質ペレット工場』を視察。
製造販売に至るまでの町民と行政とのかかわり、135人の雇用を創出し、季節雇用が多い森林作業の通年化に結びついていること。木質ペレットは、町内から仕入れ、町内に回る、町内でお金が回る地域内循環の取り組みになっている。
また、地元のカラマツを使って建てられた木の温もりを感じる役場庁舎、熱源も木質バイオマスを活用しています。町議会の庁舎建設特別委員会からの提案、産・学・官・政の連携が大きな役割を果たしているというお話しを伺いました。
鹿追町では、家畜ふん尿処理施設としては、日本最大級規模の環境保全センターを視察。
一日の処理能力は乳牛ふん尿で1,870頭分、地域のバイオマス資源を有効に活用し、生産された消化液や堆肥を農地に還元するなど地域循環型農業の実現を図るとともにバイオガスによる電力・熱エネルギーの有効活用を推進していくことを目指している。
家畜ふん尿、生ごみ、汚泥などのバイオマス資源化は、太陽光や風力といつた自然条件に左右されない安定したエネルギーとして供給が可能と地域内資源循環の取り組みを伺いました。