10月8日、決算審査特別委員会が開かれ、佐々木とし子市議は「小規模修繕登録制度は、帯広市が発注する小規模な事業者を対象に登録制度を設けることによって、市内事業者の受注機会を拡大し、市内経済の活性化を図る目的で平成15年9月1日に施行され、10年が経ちました。
500万円でスタートし、平成24年度は約7000万円(発注率68%)に増えている。登録業者は増えているが、発注額、発注件数は公平に行きわたっているか」と質しました。
市は「平成24年度、上位3位までの発注割合は、28%となっている。帯広市における50万円以下の小規模な修繕は、平成24年度、44課2628件(351社)、3億6087万円となっている。その内、小規模修繕登録実績は、26課846件(77社)、7279万円となっている』と答えました。
さらに、佐々木とし子市議は「件数で33.19%、金額で32.21%となっており、早急に50%登録まで発注率を引き上げるべき。すべての課に発注を広げる取り組みを」と求めました。
市は「なるべく多くの仕事をしていただくため、発注しやすくなるように30万円から50万円以下に発注金額の上限も拡大してきた。しかし、発注に片寄りもみられる。なるべく多くの業者に発注できるよう工夫していく」と答えました。