8月23日、市議会産業経済委員会が開かれ、佐々木とし子市議は8月22日からブルネイで始まった第19回TPP交渉会合について質しました。
「政府は『秘密協定』を結び、交渉参加国に厳しい守秘義務が課され、交渉経過に関する情報が得られない状況ににある。
政府は『守るべきものは守る』と国民に説明してきたが、農林水産分野の重要5品目の関税撤廃からの除外の方針を日本政府が関係各国に説明したのかも明らかにされていない。
国民には守秘義務を盾に説明を拒み、TPPの国会承認の段階、すなわち批准手続きの段階になってから知らされても、その可否を国民的に審議することはできない。
TPPは即時撤退しかない。TPP交渉参加断固反対を表明してきた帯広市として、十勝の関係団体とともに、交渉会合の情報公開など、国に対して強く働きかけると同時に、世論を喚起していく取り組みなど、機敏な対応をすべきである」と強く求めました。