安倍首相が解釈改憲の動きを強める中、十勝管内50の「9条の会」が加盟する「連絡会」が主催する講演会が7日開かれ、高崎暢弁護士が「憲法が憲法でなくなる」と題して講演を行いました。
オープニングは「女性9条の会」の中野寛子さんのグループによるヘルマンハープの演奏があり会場を和ませました。
高崎先生は「安倍政権の改憲の狙いは、9条を変え戦争できる軍隊と国づくり。9条改憲に国民の反対が強いことから、96条改憲で9条隠しを行い集団的自衛権で武力行使を容認する解釈改憲を優先させようとしている」と指摘。
そのために「内閣法制局の長官の首をすげ替えると言う姑息な手を使った」と厳しく批判しました。
自民党の改憲草案について「国防軍創設だけてなく前文改訂で国民主権や基本的人権を欠落させるなど重大な欠陥」と厳しく批判。
改憲阻止の国民的共同を呼びかけました。