3月22日午後1時30分から、とかちプラザ視聴覚室で、第7回「九条の会」交流会が開かれました。
アウシュビッツからのメッセージと題して、芽室九条の会の岩佐重春さんが、実際にアウシュビッツを訪ねた映像を使ってわかりやすく、生々しく報告されました。
ヒトラーによって、1940年に強制収容所が建設され、1945年までの間、150万人ともいわれるヤダヤ人がガス室に送られた。
アンネフランクの一家が収容されたのは、1944年9月3日、アウシュビッツが撤収されるわずか数カ月前でした。
ナチ犯罪に時効なし、と今でも追求し、ドイツの公的機関「ナチス犯罪解明のための司法行政中央本部」で調査し、逮捕している。
「ホロコーストはなかった」と流布するだけで犯罪になる。歴史博物館が各地に建てられ、「ナチス・ドイツの戦争犯罪の展示」過去の記憶を絶えず伝え、若者たちに事実を知らせている。
こういう犯罪は、永久に保存しなければならない。
世界の人間として受けとめなければならない。
二度と戦争をしないと決めた「憲法九条」を持つ日本では、今、「歴史の真実」をゆがめ、ねつ造する人たちとの闘いになっている。
過去と真剣に向き合い「歴史の真実」を知る努力。
次の世代に「歴史の真実」を伝える努力をと話されました。