2014年3月30日日曜日

TPPは史上最悪の選択肢

3月25日午後、TPPを考える総括『講演会』が、とかちプラザで開かれ私も参加しました。

帯広消費者協会の主催、十勝消費者協会連合会とTPPを考える十勝管内関係団体連絡会議(32団体)の共催で、会場いっぱいの参加者で熱気につつまれました。



鈴木宣弘東大大学院教授が講演され「『今だけ、金だけ、自分だけ』しか見えない人々が国の将来を危うくしつつある。TPPで食料自給率が、農水省試算のように20%前後になったら、国民の命の正念場。失うものが最大で得るものが最小の史上最悪の選択肢がTPP。TPP交渉が、いつ急展開するかは予断を許さない。さらに全国のうねりとなるよう十勝のみなさんの力を強めてほしい」と話されました。


さらに「遺伝子組み換え(GM)食品を日本人が世界で最も多く消費している。日本の消費するトウモロコシの約80%、大豆の約70%がすでにGMである。遺伝子組み換え食品の表示義務がなくなれば、さらにGM食品が広がっていくことになる」とのべました。

ラットの給餌実験の写真を資料で見た時、TPPは食の安全の面からも大変なことになると目を覆いたくなりました。


今、声を上げなければ!     とし子