~十勝原発連がリレートーク集会…90人参加~
2011年3月11日の東日本大震災、福島原発事故から3年。「原発をなくす十勝連絡会」は9日、帯広市内で「原発ゼロ・再稼動許すな、リレートーク集会」を開きました。雲ひとつない十勝の青空に、原発なくそうの声が広がりました。十勝管内から90人の市民が参加しました。
同連絡会の藤岡博史運営委員長は、「いま原発は一基も動いていません。それでも何とかやっています。このまま廃炉にするのが一番です」と訴え、参加者が次々とマイクをとりました。
リレートークのトップは青年。原発のない日本をめざす決意を熱く語りました。「私たちの声を聞かない安倍首相は、いったいどこの国の首相でしょうか」と女性が訴え、「アメリカだァー」と参加者から声があがりました。「故郷」、「明日があるさ」の替え歌で「原発ゼロ」ヘの思いをみんなで歌いました。
閉会のあいさつをされた代表委員の明神勲さんは「東京電力福島第一原発事故を受けて、8時間労働を守ることの大切さ、大量生産・大量消費、街中にある自販機や夜通し明るいコンビニ…、こんな社会でいいのか、社会の在り方を考えましょう」と訴えました。
原発再稼動を断念させ一日も早い原発ゼロ社会の実現を誓い合いました。