11月10日、帯広市のとかちプラザで北海道社会保障学校(16回目)が開かれ、帯広・十勝をはじめ全道各地から250人以上が参加しました。
今回は、安倍政権が、戦争する国、社会保障の解体を進めようとしている中、「憲法を今こそ花開かせよう~憲法第9条(戦争放棄)・第25条(生存権)・第97条(最高法規・基本的人権)」をスローガンに行いました。
全体会で講演を行った宇都宮健児さん(反貧困ネット代表・前日弁連会長)は、貧困が広がる一方で、富が集中していることや、安倍政権による生活保護法など改悪の動きにふれ、貧困問題の解決には①人間らしい生活ができる労働政策、②働けなくても人間らしい生活ができる社会保障政策、③富裕層への課税強化が必要と強調しました。最後に「ピンチではあるが、国民が関心を持つ時期でもありチャンスでもある」また「一人ひとりは微力であっても無力ではない。つながれば大きな力になる」と講演をしめくくりました。