開会式では、丹精込めて育て上げた菊花を出展された方々の表表彰が行われました。
会場いっぱいに展示された素晴らしい作品と菊の花の香りに、うっとりしてしまう至福の時を過ごすことができました。
世界遺産になった「富士山」を形どって造られた作品のをバックに、多くの来場者が写真を撮っていました。
もちろん私も1枚パチリ…。
菊花同好会のみなさんが育てた、うす紫と黄色の大輪の菊を二鉢、購入して、わが家の玄関に飾ると『ミニ菊まつり』のようになりました。
朝、零度近くまで冷え込む日もあり、鮮やかに色づいていた街路樹の葉が、地面を覆うようにハラハラと積っていきます。
ナナカマドの真っ赤な実に、真っ白な雪が積もるのも、近いのかしら…と思います。
秋が、駈け足で去っていくような、この時期が、いちばん淋しい感じがします。
帯広市の三大祭りである「平原まつり」と「菊まつり」が終わり、残るのは「氷まつり」です。
やがておとずれる、長い十勝の冬を楽しみながら過ごしたいと思います。 とし子