7月5日、『生活図画事件』治安維持法犠牲者の松本五郎さん(93歳音更町在住)の個展と講演会が、「『未来を信じ 弾圧に抗して』出版記念 歴史に学ぼう 個展と講演の集い」として、治安維持法・レット・パージ犠牲者の個展と講演をすすめる実行委員会が主催して帯広市内とかちプラザギャラリーで開かれました。
講演第1部の基調講演を北海道教育大学名誉教授の明神勲さん(帯広市在住)、2部は松本五郎さんとレット・パージ犠牲者の加藤秀雄さん(90歳幕別町在住)、郷土史研究者の飛岡久さんによる鼎(てい)談が行われました。
200名以上が来場、とても盛大で多くのみなさんに感動を与えました。
会場からの「困難の中で何が心を支えたか」の質問に対し、松本さんは「民主的クラス運営の鳥取での学校生活、師範学校で信頼できる仲間がいたこと」。
加藤さんは「職場での信頼関係、自ら歩む共産党が国民の求めを決して裏切らないこと」などをあげました。