被災地に学ぶホンモノの地方自治
第56回自治体学校が7月26日から28日まで仙台市で開かれ、佐々木市議ら、共産党市議団が参加しました。
校長の八幡一秀中央大学教授の開校あいさつの後、杉原泰雄一橋大学名誉教授が「憲法と地方自治」と題して記念講演をしました。
杉原先生は、日本では明治期以降、資本主義発展に地方の資源や労働力を利用する中央集権より地方自治が軽視されてきたと指摘。戦後は、憲法に地方自治が明記されたが軽視されたと解説しました。
リレートークの最初は馬場浪江町長で「東電も国もいっさいの情報をくれず多くの住民を被爆させた。原発再稼動などとんでもない。一人ひとりのくらしの再建、ふるさとの再生を」と訴えました。
大槌町の岩間保健師は、同僚3人を亡くしながら不眠不休で住民に向き合ってきた体験を報告。
自分も含めメンタルケアを受けながら職員は地域の中で頑張っていると話しました。