2014年7月17日木曜日

市議会産業経済委員会が農作物作況等調査 7/17


福島将文農場(てん菜の作況)

ビニールハウスで育てた苗を3月から移植する。
今年、春の霜で30%の苗が枯れ、雨も少なく苦労した。
日甜との契約栽培をしているが、作付け面積は減っている。

寒冷地作物のため、秋になって十勝らしい冷え込みがこないと糖度が上がらないなど天候に左右される作物である。

福島さんは、家族経営で農業を営み、てん菜対策協議会の仕事もされています。(大正町)

 

 

須田正則農場(小麦・薬草の作況)


岩内・上清川の50戸の内20戸で農事組合をつくり、薬草を26~27年前に作り始めた。
最初は試行錯誤を繰り返し、現在センチュウを自家製の種を取り、加工までして、ツムラに出荷している。

今後、いろいろな品種を作付けしたい。
小麦はキタホナミ、ユメチカラの栽培、今年は干ばつの影響で丈が短く草も多い。
まもなく収穫が始まる。と家族経営で農業を営む須田さん。(岩内町)

 

 

(株)帯広市農業振興公社

十勝みるたま工房(6次産業化)

 

八千代牧場のカウベルハウスを下りたところにある『畜産物加工研修センター』で、手作りアイスクリームを製造・販売、6次産業化に取り組む、4人の女性からお話しを伺い、試食もさせていただきました。

酪農家、鶏卵農家のお母さんたちが、自家製の牛乳や卵を使い、容器のフタには地元の小学生が描いた絵。

安定剤が入っていないので、市販のアイスクリームのように再度凍らせることはできない。
金時味など、十勝らしいアイデアがいっぱい。販路の確保が課題と話されました。(八千代)

 

 

㈱トヨニシフードテック

㈲トヨニシファーム(黒毛和牛)

 

昭和63年からホルスタインを育成し、現在4200頭、黒毛和牛は200頭。水とエサにこだわり、小麦、大豆の規格外をエサに使用。

ねかせて発酵させた堆肥と麦カンを交換して牛のエサに混ぜている。
大きな牛舎には、1棟に数百頭、出荷を待つばかりの黒毛和牛も。小倉代表取締役が説明。
(豊西町)


 十勝農協連(土壌分析、種子)

十勝管内の24農協で設置している施設で、農作物の残留農薬検査、土壌の総合診断、種子種苗処理調整などが行われています。(西帯広)