2014年7月13日日曜日

胃がん、肺がんの施設検診実施を


施設検診導入についても諸課題の検討すすめる


6月20日、一般質問にたった佐々とし子市議は、市のがん検診の中で、集団検診のみとなっている、胃がん、肺がんの患者の実態、死亡率、がん検診受診率、がんの治療に係る医療費の平均などの現状を質しました。


市は「平成23年度の市のがん死亡数は、肺がん114人、大腸がん66人、胃がん51人。検診受診率は、平成25年度胃がん14.2%、肺がん19.3%、大腸がん35.1%。がん治療に係る医療費は月1人当たり約12万円となっている」と答えました。


佐々木市議は「早期発見による生存率は「限局」にあるもので88.9%が5年間生存している調査結果があり、胃がん、肺がんの検診を病院で受けられるようにすることが、検診率を引き上げ、市民の命と健康を守ることになる」とのべ、施設検診の実施を求めました。


市は「集団検診受診増に取り組みながら、併せて、施設検診の導入についても諸課題の検討をすめていく」と答えました。