2013年6月9日日曜日

戦争をにくみ、平和願う詩歌

「しんぶん赤旗」(6月3日付)に、石井百代さんと八坂スミさんの詠んだ歌とその背景、生き方が紹介されていました。

戦争を憎み、平和を願うお二人の歌に、あらためて感動しましたので、紹介します。

徴兵は命かけても阻むべし
母・祖母・おみな
牢に満つるとも

石井百代さん(1903~1982)



生きることが
反戦平和につながれば
わたしは生きる 這いずろうとも

這うことも できなくなったが
手にはまだ 平和を守る 一票がある

八坂 スミさん(1891~1986)

「あの戦争を聖戦と思いこんで、息子を戦争に差し出そうとしていた。罪滅ぼしのつもりで、この歌を詠んだ」と石井さんは語り、八坂さんは90歳をこえて第3歌集を出した方です。