「原水爆禁止2013年世界大会・長崎」が8月7日から9日までの3日間、長崎市内で開催され、国内外から7000人が参加、核廃絶に向けた課題や取り組みを交流しました。十勝からは高校生を含む15名の代表が参加しました。
7日の北海道代表団の団結式では、十勝代表団長の畑中庸助さん(日本共産党代表)が「十勝では全自治体が『非核・平和都市宣言』を行い、すべての首長がアピール賛同署名に署名しました」と報告すると、驚きの声が上がりました。
大会最終日、映画「プラトーン」「JFK」などで有名なオリバー・ストーン監督が登場しました。
ストーン氏は、「アメリカの学校では終戦のために原爆は必要だったと教えているが、原爆を投下しなくても日本の敗戦は確定的だった。原爆投下は、世界支配のためにアメリカの力をみせつけるためだった」と告発。
「日本は主権を発揮してアメリカにモノを言うべきだ」と述べ、参加者に「みなさんこそが良心だ」と呼びかけました。また、安倍首相について「右翼的で危険な人物だ。まるでヒロシマ・ナガサキから何も学んでいないようだ」と厳しく批判しました。