2013年8月18日日曜日

ブラック企業 4000社調査へ…無料電話相談も


厚生労働省は8日、若者を使い捨てにする「ブラック企業」が大きな社会問題になっているとして、集中的な監督指導を実施すると発表。

離職率が高い企業約100社をはじめ、過重労働や法違反の疑いがある約4000社を対象に9月1ヶ月間に立ち入り調査を行います。

同省が「ブラック企業」に焦点を当てて取り組みを実施するのは初めて。同省は9月を「重点月間」として集中的に監督指導を実施、労使協定を超える長時間労働やサービス残業がないかを確認。法違反が判明した場合、是正されるまでハローワークでの職業紹介の対象から除外します。

過労死を引き起こした企業に再発防止の取り組みを徹底させることや、重大・悪質な違反が確認された企業については送検し、企業名を公表することを打ち出しました。参院選でも大きな争点となり、世論と運動、日本共産党の追求に押されたものです。

◆厚労省 全国一斉無料電話相談
9月1日(日) 午前9時~午後5時
フリーダイヤル 0120-794-713