2014年5月20日火曜日

『とかちむら』産直市場は売上増、テナントの出店減が課題


市議会産経委員会に、平成25年度の営業実績を報告


5月20日の市議会産業経済委員会に、『とかちむら』(観光交流拠点施設)の平成25年度営業実績が報告されました。

佐々木とし子市議が「オープンから3年10ヶ月が経過した『とかちむら』のコンセプトがどのように市民や観光客に浸透したか」と質したのに対し市は「26万人が訪れており、2店舗増え、1割の売り上げ増となった。映画にもなったアニメ『銀の匙』のコーナーを設置したことも集客増につながった。テナントが埋まっていないのと、ばんえい競馬未開催日と冬期間の売上減が課題」と答えました。


さらに佐々木とし子市議は、総事業費約2億3600万円、市の補助が利息含め約1億9000万円投入された施設「平成27年3月31日で十勝農協連との賃借期限を迎えようとしているが、来年度以降の対応はどのようになるのか」と質しました。

市は「土地の使用料について継続していく。平成26年度中に議論していきたい」と答えました。

佐々木とし子市議は「『とかちむら』は市の観光の拠点として、また、地元のリピーターがたくさん訪れる施設となっていくことが求められる。十勝の食材を使ってもらう店舗へのこだわり、ここへ来たら、十勝が味わえる、そいう魅力ある店舗の展開を」と求めました。