2014年4月27日日曜日

政党助成金 9党に80億円 消費税増税を強行しながら…


自民党、民主党、日本維新の会、公明党、みんなの党、生活の党、社民党、結いの党、新党改革の9党は18日、総務省が行った2014年分の政党助成金(年総額320億1433万円)の第1回分交付として計80億358万円を受け取りました。

消費税大増税や社会保障削減などを国民に押し付ける一方、「政治家自ら身を切る」といいながら政党助成金は聖域とし、国民のすねをかじり続ける政党の堕落ぶりを示しています。

9党の政党助成金の年配分額が決まったのは、8%増税が強行された今月1日でした。

政党助成金は制度発足から今年で20年目を迎えました。
その原資は、国民1人あたり年250円の税金。支持政党にかかわりなく国民の税金を各党が山分けする政党助成金は、憲法が保障する思想・信条の自由に違反する制度です。

また、政党本来の財政は、国民との結びつきを通じて自主的につくるべきものです。こうした立場から日本共産党は一貫して政党助成金の廃止を主張し、受け取っていません。


農高のベコニアきれいに咲きました


今年も、帯広農業高校の生徒が丹精込めて育てた『ベコニア』を買いに行ってきました。外は強風でも、ビニールハウスの中は、暖かい春の陽気です。赤や黄色やオレンジ、白など鮮やかな色とりどりの『ベコニア』がならんでいました。

どれを買おうかと、迷いながら一鉢400円の鉢を8つも買ってしまいました。花を育てるコツをいつも教えて下さるTさんと一緒に行きましたが「帰ったら、すぐ植えかえないとダメよ」と言われ、さっそく寄せ植えにすると、わが家の玄関がパーッと明るくなりました。

帯広農業高校は、アニメ「銀の匙」で話題になっていますが、ベコニアの販売を担当されていた先生は「新入生を迎え、農業にたずさわる生徒たちに、十勝の農産物の本当の味、美味しさを知ってもらいたい」と話されました。

秋まで、きれいな花を咲かせてくれるよう大切に育てたいと思います。  とし子



帯広市民は、安倍内閣に「ノー」 TPP・原発・消費税・憲法


共産党帯広市議団の市政アンケートに567人から回答が寄せられました

「今の政治についての考え」


日本共産党帯広市議団が行ったアンケート(1~3月、市内各戸へ配布)に567人から回答が寄せられました。
「今の政治についての考え」の問いには、右図のような回答が寄せられ、安倍内閣を「支持する」と答えた人はわずか7%、主要政策に「賛成」と答えた人も圧倒的小数でした。帯広市民は、安倍内閣の暴走政治に「ノー」ということ


固定資産税の減免 『就学援助利用者対象に』


稲葉典昭市議の提案が実現

就学援助制度の利用者に「固定資産税の減免について」周知がされるようになりました。稲葉典昭市議が議会で繰り返し求めていたものです。

帯広市税省令には「貧困により公私の扶助を受ける方が所有する固定資産の減免」についての規定があり、稲葉典昭市議は「公私の扶助には就学援助制度が含まれ、利用者に周知すべき」と求めていましたが、新年度から「固定資産税・都市計画税の減免制度の概要について」という案内文書が作られました。

この中には、世帯の収入が生活保護基準以下の世帯について固定資産税を全額免除すると記載されています。

市議選から3年 公約次々実現 共産党帯広市議団


消費税増税~公共料金67項目を据え置きに!

市議選から3年がたち、3人の日本共産党帯広市議団は、市民のみなさんにお約束した『公約』実現のために全力で頑張ってきました。

市民の願いによりそい具体的提案

○ 住宅リフォーム助成制度 2年目
  200件の募集に1,054件の応募と大好評
○「住宅づくり奨励金制度」
  子育て世代の住宅づくりを応援

○「保育付き検診の拡大実施」
  若いお母さんの検診を保育付きで実施
○ 孤立死を生まない「きづきネットワーク」
  2年目の通報1.6倍、安否確認55件にも

○ ワーキングプア生まない公契約条例を
  市発注の事業で適切な労賃支払いの実現
○ 労務単価引き上げに6200万円の補正予算

○ 生保基準引き下げで54事業に影響
          --全国初の調査
○ 就学援助にクラブ活動費など追加を

  生活保護を受けていない要保護世帯に拡大
○ 低所得者に福祉灯油を支給
○ 難病の方々にも障害者控除認定書発行

○ 学童保育~継続使用の分室も耐震化
○ 自然エネルギー導入で4億円の地域循環
  市施設のボイラーを木質バイオマスに転換で

○ 市の財政-中学生に出前講座
○ 適正な労賃~実態調査実施

○ 消費税増税~公共料金67項目は措置
○ 下水道料金を従量制に変更

○ 固定資産税減免~就学援助者も対象
○ 帯広の森のペレット他施設でも活用

2014年4月20日日曜日

憲法9条がノーベル平和賞候補に


オスロから受託連絡 神奈川 改憲反対の運動に弾み

戦争放棄をうたう憲法9条が、2014年ノーベル平和賞の候補になりました。ノルウェーのオスロにあるノーベル委員会から、「憲法9条にノーベル賞を」実行委員会の神奈川県内の事務局に文書が届きました。

ノーベル賞は、個人か団体に限り、憲法は受賞できません。憲法9条を保持し続けた「日本国民」を受賞者と提案しました。

ノーベル委員会からの文書では、「ノーベル委員会は、あなたの提案をうけとりました」「ことしは278の候補者が登録されています。受賞者の名前は10月10日に発表されます」とあります。

「憲法9条にノーベル賞を」実行委員会は、同県座間市に住む女性が昨年1月、“戦争はよくない、平和憲法を守りたい”とインターネット上で呼びかけたのがきっかけです。

座間市や相模原市で活動する地域9条の会が協力して8月に実行委員会を結成。ネット上だけでなく、実際に署名用紙をつくり、街頭から呼びかけました。この運動に賛同する人たちも全国に広がりました。9条をノーベル平和賞にと、推薦する人が学者ら43人にのぼりました。

座間市・相模が丘9条の会事務局長の落合正行さんは、抱負を語りました。
「安倍内閣の暴走政治ストップの運動をしたいと思っていました。願いは、9条を守ること。ノーベル賞候補になったことで、広く憲法9条に関心をもってもらい、改憲を許さない運動の弾みにしたい」

定時定点の朝宣伝が600回に


春一番が吹き荒れる中、朝8時からの宣伝に、ノボリを持って一緒に参加して下さる後援会のみなさんも風に飛ばされそうな日もある、このごろです。

市議会に送っていただいて15年、定時定点の朝の宣伝が4月7日、600回目になり、11人もの後援会の方々が応援にかけつけて下さいました。

国政のこと、市政のことなど20分間の訴えですが、とくに安倍政権になってからは、怒り心頭、ついつい力が入ります。

氷点下20℃に冷え込む朝も、強風で飛ばされそうな朝も、夏の暑い日差しの朝も、道行く人や車から応援して下さる市民のみなさんやノボリ旗を持って参加して下さる後援会のみなさんに支えられて、頑張ることができました。今は週に3回、朝8時に、あちこちに出没していますので、見かけたら応援して下さい。今日から、また700回めざして、コツコツと…。 とし子


市町村議会 議員研修会に共産党帯広市議団が参加


憲法・地方自治をめぐる昨今の動向と地方議会・議員の役割



4月12日、札幌市でNPO法人北海道地域・自治体問題研究所主催の『市町村議会議員研修会』が開かれ、共産党帯広市議団(稲葉典昭市議、佐々木とし子市議、杉野智美市議)と地方議員、民主団体の方々など、十勝から17人が参加しました。

午前の全体会では、河合博司酪農学園大学名誉教授が、第30次地方制度調査会答申の特徴、道州制基本法の特徴、地方自治法「改正」案閣議決定、議会と議員の役割について講演。

午後の分科会は、
①地域経済の環境づくり~中小企業振興基本条例の役割~ 大貝健二北海学園大学准教授(稲葉典昭市議が参加)

②貧困・生活困窮者支援と子ども子育て支援~地域と自治体の役割~ 木下武徳北星学園大学教授・河野和枝北星学園大学准教授  (杉野智美市議が参加)

③自然エネルギーの利活用と自治体
大友詔雄 株式会社NERC代表取締役センター長 総務省地域資源・事業化アドバイザー (佐々木とし子市議が参加)

④まち研をつくろう
河合博司酪農学園大学名誉教授

全国学力テストの学校別公表をおこなわないこと


新婦人帯広支部が、帯広市教育委員会に要望書を提出

4月4日、新婦人帯広支部は『全国学力テストの学校別公表は行わないこと。全国学力テストを行わないこと』を求める要望書を帯広市教育委員会に提出しました。

金倉久美子支部長はじめ、子育て中の8名の会員が参加し懇談しました。杉野智美市議が同行しました。

教育委員会は「子どもたちの学力の向上や自己肯定感のために学力テストは必要」との考えですが、参加したお母さんたちからは「競争につながるのでは」「できない子にはテストを受けるのさえ辛い」「テストの予算分で先生を増やしてほしい」などの意見が出されました。

学校に学力テスト対策で点数アップだけを求めるのでなく、子どもたちに豊かな学力を保障するため、学校別公表は行わないよう求めたのに対し「結果の公表は、これかから判断する」と答えました。

日本共産党帯広市議団が定期巡回・随時対応サービス事業所を視察





平成24年からの5期介護保険計画の中で「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」という新たなサービスが創設され、帯広市では、株式会社福寿草(西9南18)でサービスが提供されています。

4月16日、共産党帯広市議団の稲葉典昭市議、佐々木とし子市議、杉野智美市議と守屋いつ子音更町議、谷口和弥幕別町議は、株式会社福寿草を訪問し、相川治徳課長と佐々木達哉介護支援専門員から、事業内容の説明を受け、施設の見学を行いました。

1・2階は、特定施設入居者生活介護施設50室、3階は高齢者向け賃貸住宅34室、同じ建物の中に居宅介護支援事業所青空、ディサービス、定期巡回・随時対応サービス事業所があります。

現在、定期巡回・随時対応サービスは3階の入居者34人と札内の住宅の1人が利用しています。利用者の平均介護度は1.8、日中3~4名、夜間2名で巡回とオペレーター業務をおこなっているとのことでした。

相川課長は「今後、地域の方へサービス提供できるよう取組むのが課題です」と話しました。月平均の利用者負担は13~16万円となっており、生活保護の方の入居は約3割とのことでした。

在宅での生活を継続したいという高齢者の希望を叶えるための選択肢が広がるという期待が込められたサービスですが、実際には利用が広がっていないことがわかりました。

2014年4月9日水曜日

帯広3月議会-「脱貧困宣言」と地域循環型経済を

 帯広市議会3月定例会が終わりました。日本共産党市議団は、「脱貧困宣言」で「貧困と格差」をなくすること、「地域基本エネルギー条例」の制定、子どもの貧困の解消、憲法を暮らしに生かす市政の実現などを提案しました。また、学校給食の「ぬるい牛乳」の改善、成人用肺炎球菌・水痘ワクチンの定期接種化などが実現されることになりました。
「おびひろ民報」3月議会報告を掲載しました。

2014年4月4日金曜日

3月議会 予算審査特別委員会で 佐々木とし子市議が質問

高齢者おでかけサポートバス事業
大幅にバス利用が増加、CO2排出削減効果も


佐々木とし子市議は「2年を経過した『高齢者おでかけサポートバス事業』の目的には、高齢者の生きがいづくりと社会参加、そして交通事故の防止、CO2の削減も含まれています」と述べ、事業の評価を質しました。


市は「大幅にバス利用者が増加している。アンケート調査では、乗車証を持ったことで、バスの利用回数が増えたと回答した人が66.3%、通院、買い物、中心街・文化ホール・図書館・とかちプラザなどへ出かけることを目的にしている人が多い。また、マイカー利用から路線バスヘ振替利用により、平成24年度CO2排出量が約351.5tの削減効果となった」と答えました。

子どもの医療費は、中学生まで無料に

子どもが病気になったとき、医療費の心配なく病院にかかれる、これは子育て世帯の切実な願いです。


佐々木とし子市議は「帯広市では、現在、就学前までは入院・通院ともに所得制限なしですが、小学生には所得制限があります。子どもには収入がありません。保護者の所得によって医療費の助成に格差をもうけるべきではありません。所得制限なしで中学生まで無料に」と求めました。


市は「十勝管内では、15町村が中学生まで助成を拡大している。帯広市で中学生まで所得制限なしで拡大した場合、3億170万円の財源が必要と試算している。市として徐々に拡大してきたが、自治体間に差異がある。国に対し制度の創設を求めていきたい」と答えました。

渡辺代表(みんなの党) 8億円釈明

熊手業者 怒った 「借金で買うなんて粋じゃないね」



みんなの党の渡辺喜美代表が、化粧品会社DHCの吉田嘉明会長から借り入れた8億円の使途に「かなり大きな熊手」と釈明しています。

この説明に多くの国民が首をかしげる中、東京都内の「酉(とり)の市」で熊手を販売する男性が「借金で熊手を買うなんて、酉の市を知らない者の買い方だ。粋じゃない」と憤る理由を聞くと…


熊手は縁起物なので、定価というものはありません。お客が店と相対して買うものです。お札やお守りと同じで、1年の縁起を買うもの。家に1年間、飾ったら神社やお寺に「1年間ありがとうございました」と返して、新しい熊手を買って帰るのがしきたり。


渡辺代表が買ったという熊手を見たわけではないから何とも言えないが、せいぜい高くても30万円~50万円ぐらいだろう。そうすると借りた8億円のうち1%にもならない熊手を持ちだされるのは、業者として非常に迷惑。説明のつじつまがあわない。借金で買うのなら、買わない方がいいよ。


DHC会長
返済は「政党助成金で」と認識



みんなの党の渡辺喜美代表に計8億円の貸し付けをした化粧品会社DHCの吉田嘉明会長は3月28日、時事通信のインタビューのなかで、渡辺氏からの携帯メールが残っていることを明らかにするとともに、政党助成金で返してもらえると認識していたとのべました。

国民の税金を政党が分け取りする政党助成金、日本共産党は受け取りを拒否しています。

直ちに廃止すべきです。

十勝管内約100ヵ所で、消費税増税に抗議の街頭宣伝

『消費税増税は許さない!」と共産党市議団も力を込めて訴え




消費税が8%に増税された4月1日、消費税廃止各界連絡会では、十勝管内でいっせいに抗議の街頭宣伝を行いました。

共産党市議団は、藤丸デパート前の宣伝署名行動に3人そろって参加。

その後3台の宣伝カーで市内全域を回りました。


佐々木とし子市議は、帯広民商のみなさんとJR駅南、フクハラ弥生店前、コープかしわ店前で、街頭から訴えました。


「本当に困るわ」「来年10%にするなんて絶対許せない」と若者たちも足を止めてつぎつぎ署名をしてくれました。


あるスーパー駐車場では、車の窓をあけて「今頃やっても、遅いべ」と声をかけてきた男性に「ずっと前から取り組んでいるんですよ。一緒に頑張りましょう」と呼びかけると「よし、わかった」と快く署名をしてくれるなど、怒り心頭の様子が伝わってきました。


行く先々で、ノボリやパネルをもって地域の方々が、一緒に「増税反対!」の声を大きく上げる行動になりました。




雪解けとともに寄せられる要

すっかり春らしい陽気になってきました。

日あたりの良い場所に、かわいらしい黄色の福寿草が咲いています。

北国に住んでいると春が本当に待ち遠しいです。

花もいっせいに咲きはじめます。

一方で、雪解けが進んだ道路は、ぬかるんだり、しばれあがってデコボコになったりです。

訪問先では「ちょうどいいところに来たね。この道路ひどいんだ」とさっそく現地を見ながら要望を伺うことが、増えています。

市の道路維持課の職員の方が、速やかに現地をバトロールして対応して下さっています。

この時期、市には、すごい件数の要望が寄せられていることと思います。

これも冬しばれる寒冷地ならではの春の風物詩なのかもしれません。

市民の暮らしにとって、身近な生活道路の整備や除雪は、もっとも切実なものだと、あらためて実感する日々です。

住みよいまちにしていくために、春先の対応だけてはない、抜本的な対策も必要になっています。

市民のみなさんの声にしっかりと耳をかたむけ、今後も取り組んでいきたいと思います。 とし子