2013年12月8日日曜日

松島(旧姓柄沢)と志子さんを偲ぶ


日本共産党の元衆議院議員松島(旧姓柄沢)と志子さんが、12月2日、102歳で亡くなりました。
松島と志子さんは、婦人参政権が実現した戦後すぐの総選挙(1946年4月)で、北海道1区から当選、女性国会議員第1号となりました。

1949年北海道4区から再選、1952年9月まで衆議院議員を努められました。

『日本共産党十勝地区党の歩み』には、1946年4月の戦後第1回目の選挙は、20歳以上の男女が選挙権を獲得して初めての選挙でもあった。

北海道は東西二つの大選挙区に分けられ、当時は車もなく、スピーカーも無かった。候補は、汽車や定期バスで移動し、街頭に木の箱を台にして立ち、メガホンで訴えるという、今日の選挙運動とは比べようもない困難で非効率的な闘いであった。

この選挙で第1区からは柄沢とし子が4万4千余票で当選した。と記されています。

北海道の女性たちの代弁者として、歴史に刻まれた松島と志子さんの功績を偲び、心からご冥福をお祈りします。 とし子