自衛隊は7月8、9の両日大樹町浜大樹訓練場で、上陸訓練を強行しました。
「浜大樹上陸訓練反対十勝連絡会」など市民団体の人たちは8日午前、訓練場南側で抗議集会を開きました。
訓練に参加したのは陸上自衛隊第10師団(司令部・名古屋市)と初参加の中央即応集団の第一ヘリコプター団、同じく初参加の第5旅団(司令部・帯広市)で、協同転地演習の一環として行われたものです。
8日、海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」に搭載されているエアクッション型上陸用舟艇(LCAC)2艇から、人員約100人、車両約25両、第5旅団の90式戦車1両と隊員10人が、CH47ヘリコプター数機が上空を旋回し警戒するなか、浜に上陸しました。
浜を見下ろすがけの上で開かれた抗議集会では、道内各地から参加した人々が「侵略のための上陸訓練反対」「LCACは上陸やめよ」と抗議の声をあげました。