〝共産党に1票で政治変わる〟
今週発売の週刊誌が、東京都議選で17議席を獲得し、第3党に躍進した日本共産党が次は参院選でどうなるかと特集記事を相次いで掲載しています。
政党間の力関係の激変や、日本共産党への見方を大きく変えつつある有権者の状況を反映したものといえます。
「〈どうする『参院選』〉/『共産党に1票』は政治的劇薬か悪魔の選択か!?」の見開き見出しで、6㌻特集を組んだのは『週刊ポスト』7月12日号。
「首都・東京で異変が起こった」のは「国民に負担を強いる安倍・自民独裁政治に対する究極にして唯一の『NO』の意思表示だったのからではないか」と書きます。
さらに「自民が恐れる調査・追求能力」に注目。「『共産党が多少、議席を増やしても政治は変わらない』と考えるのは大きな間違いだ。共産党の10議席は民主党や第3極など『政権と戦わない野党』の数10議席とは〝破壊力〟が違うからである」と書きます。
同誌は、国会議員の事務所費問題、財界中枢企業の「偽装請負」問題、九州電力やらせメール事件など鋭い追及を紹介。
共産党が躍進した時には〝料亭政治〟がなくなったことにもふれています。
「直撃60分!」との日本共産党の志位和夫委員長のインタビュー記事も掲載しています。
『週刊朝日』7月12日号は、「『がんばれ共産党』意外な〝応援団〟」の見出しで、3㌻の記事。「違法問題をめぐっては、意外な人物が〝応援団〟として赤旗に登場している」として、自民党元幹事長の古賀誠氏を紹介。
『しんぶん赤旗」日曜版6月2日号で同氏が「96条改憲に大反対」「私にいわせると自民党と共産党こそが『二大政党』だと思っています」と語っていることを紹介し、日曜版記事の写真も掲載しました。
また、野中広務、加藤紘一の両元官房長官、神戸女学院大学名誉教授の内田樹氏ら学者、TPP問題や震災復興問題で、岩手、宮城、福島3県のJA(農協)中央会会長らが「しんぶん赤旗」に登場したことを紹介しています。
『サンデー毎日』7月14日号は、『志位和夫 独占インタビュー」。「共産党が大躍進『3つの秘密』/ダメ野党の中、唯一気を吐く」とのタイトルで、アベノミクス批判から「都議選躍進の秘密」、さらには「共産党の『国家像』」までインタビューした内容を掲載しています。
~しんぶん「赤旗」日刊紙より~