2013年8月25日日曜日

バイオマス産業都市に認定(6月)-十勝19市町村…農・食・エネルギー自給社会の形成を目指して

今年4月25日、農林水産省に申請していた「十勝バイオマス産業都市構想」が、6月、農水省で「選定」され、バイオマス産業都市の認定を受けました。

バイオマス産業都市とは、地域のバイオマスを活用した産業創出と地域循環型のエネルギーの強化により、地域の特色を活かしたバイオマス産業を軸とした環境にやさしく災害に強いまち・むらづくりを目指す地域をいいます。

【十勝バイオマス産業都市構想】
(5月31日産業経済委員会提出資料から)
◆構成市町村 十勝19市町村
◆計画期間
2013~2022年度までの10年間
中間年で見直し
◆将来像
十勝のバイオマスの活用を推進し、農・食・エネルギー自給社会の形成を目指す。






十勝のバイオマスの現状

◆バイオマスの87%が既に活用されており、他地域と比べて高い利用率となっています。
◆地域内のバイオマスの活用が進んでおり循環型農業構築の一助となっています。
◆豊富なバイオマス賦存量を背景に、バイオガス、バイオエタノール、バイオディーゼル、木質チップなど、エネルギー活用が進められています。


目指すべき将来像と目標

◆十勝は圧倒的な農業生産と比類ないスケールでのバイオマスの循環活用が可能です。
◆この強みを最大限に活かした地域産業政策「フードバレーとかち」を推進し、新たな産業・雇用の創出など、持続的な地域経済の確立、農・食・エネ自給社会の形成を目指します。