9月1日、市議会産業経済委員会の所管事務調査である「観光の振興に関する調査」として、午後3時30分から帯広商工会議所観光文化委員会との懇談会が行われました。
商工会議所川田章博副会頭と市議会産経委員長の挨拶のあと、商工会議所の取組みについて、讃岐武史観光文化委員長から報告がありました。
「食観光振興では、9月6~7日に1市15町村が参加して“とかちマルシェ”を行う。人材の育成事業として札幌国際大学との連携事業を行い、学生たちに十勝の良さを学んでもらい、職についた時、プロモーションしてもらいたいと考えている。“とかちマルシェ”にも学生たちがボランティアで参加してくれる予定。観光客誘客の促進では、日高東部・十勝南部との連携で、日勝観光圏づくりをすすめている。えりも、日高、様似は道南圏に入っており十勝南部の町村との連携で、高規格・天馬街道・黄金道路を活用して海の観光資源を生かしていきたい。そして、観光客が帯広空港に到着して、帯広空港から帰っていくような取組みにしたい。また、郷土資源・歴史に係る調査研究をすすめ、帯広市のシンボル(花クロユリ、鳥びはりなど)が制定された経過等についても研究している」と述べられました。
つづいて、市議会産経委員会の取組について副委員長が報告。
おもてなしの環境整備について、松山市を視察した経過。外国人観光客の受け入れ体制、交通の利便性の向上、体験・滞在型観光の推進、観光地の連携、観光情報の提供など、これまでの委員会議論について報告しました。
十勝の観光が管内市町村の様々な連携で推進されてきた経過などについても認識を共有する懇談となりました。